2023/02/08
100均のオリジナル缶バッジ作成キットで缶バッジを作ってみた!
急ですが、皆さん、100円ショップの事なんて呼んでいますか?
100均、百均、100円均一、100均ショップ、、などいろいろな言い方がありますね。ちなみに私は、100円ショップって呼ぶことが多いです。
ダイソー、セリア、キャン★ドゥなど様々な100円ショップが日々私達の暮らしを便利にしてくれていますね。
そんな品物の種類が豊富で料金も安い100円ショップですが、最近は私のようなオタクの方向けのグッズが多数あるという情報をこの度キャッチしました。
「これはチェックしなくては!」と、さっそく近所の100円ショップに向かいました。そして、缶バッジ制作を生業とする私には無視できない100円ショップの缶バッジシリーズ「ヲタコレ」があるオタクコーナーに真っ先に向かいました。
そして、、もちろん「缶バッジ制作キット」を買ってしまいました。笑
そこで今日は「100円ショップで購入した缶バッジの制作レポート」をお届けしようと思います。
いろいろ作ってみてるので、ぜひ最後まで読んでください!
ちなみにリアライズでは本格的に缶バッジを自作できる缶バッジマシンやパーツセットも販売しています!
好きなイラストやキャラクターをいつでも何個でも缶バッジにできるのはテンションが上がりますね!
オススメは57mmの缶バッジマシンです。
イラストが良く映える程よい大きさで、缶バッジの満足度もとても高いです。
目次
- 缶バッジ制作キットを求めて100円ショップへ
- 缶バッジ制作キットを使って100円ショップ製缶バッジを作ってみよう
- 100円ショップ製缶バッジを作ってみる①紙
- 100円ショップ製缶バッジを作ってみる②紙+セロファン
- 100円ショップ製缶バッジを作ってみる③布
- 100円ショップ製缶バッジを作ってみる④布+リボン・ビーズ・マスキングテープ
- 100円ショップ vs バッチリ缶バッジ 価格・制作日数の比較
缶バッジ制作キットを求めて100円ショップへ
缶バッジ制作キットを探しに100均に向かいました。
キャンプ用品やキャラクターグッズも売られていたりと、最近の品ぞろえの豊富さを早速実感しつつ物色開始です。
文具、雑貨コーナーを見てみると、その一角にありました!痛バック、バッジやアクキーを飾るコレクションケースや保護カバー等々。なるほどなるほど、最近のオタクの皆さんはこういった品物でグッズの管理をしているんですね。
これらの管理グッズについてはまた別の機会にお話しするとして、お目当ての商品を見つけました!
缶バッジ制作キットです!!!!!
缶バッジ制作キットの中身は、表面部分(無地のシルバー素材のパーツ)と、バックパーツ(安全ピンがついているパーツ)のようですね。
今回購入するサイズは32mmにしました!ちなみに、他のサイズの缶バッジもありましたが、制作キット初心者の私は、制作しやすそうな32mmを選びました。
ちなみに、缶バッジには当然よく制作される人気のサイズというものがあります、それがかつては32mmが一番人気でした。そのあたりは↓の記事で説明しています。ご興味ある方、ぜひ読んでみてください。ちなみに、こちらの記事は弊社社長の佐藤が執筆したものです。
オリジナル缶バッジ人気のサイズ?「昔は32mm。今は57mm」
さて、制作キットの続きです。
通常、機械を使って巻き込まないといけない缶バッジがこの制作キットではマシンなしで作れる?!しかも100円で?!
しかも、他のサイズの缶バッジもあるなんて。あな恐ろしや100円ショップ……。
予想外の商品の登場に思わず動揺しつつも1つ買ってみることにしました。私達制作のプロにとってはこの制作キットは恐ろしい存在です。。。。
そして、こういう制作用のセットをこのブログで紹介することは破壊的イノベーションと言えるのではないでしょうか・・・。あとで怒られないかな。。。笑
缶バッジ制作キットを使って100円ショップ製缶バッジを作ってみよう
さて、せっかくなのでこの100円ショップ缶バッジ制作キットで実際に缶バッジを制作してみましょう。
まずは作り方、制作の仕方を確認します。
あ、保護フィルムはついていないですね。
バッチリ缶バッジでバッジを制作する場合、保護用の透明フィルムをかぶせて作るのですが、このキットは紙や布を手作業で巻き込んで接着剤を使ってくっつけるそうです。なるほどなるほど
保護フィルムなくていいんかな?なんて半信半疑のまま作り始めます。
ちなみに裏面のパーツですが、針が取れて落っこちたりしないように安全ピン仕様となっていました。
さり気ない配慮にまた驚きです。くそう。
これを作った人、オタクの気持ちをわかっていますね。くそう。
100円ショップ製缶バッジを作ってみる①紙
では、まず用紙を使ってバッジを制作します。今回は、せっかくなので無地ではなくデザインをプリントしてみました。
キットに備え付けられているの専用の台紙にこちらで印刷をした用紙を切って貼った後、台紙に合わせて用紙をカットします。缶バッジのプレスに耐える用紙にはある程度の厚さが必要な為、台紙に貼るという工程になっているようです。
作っているときに思ったことですが、自力で巻き込むためか、まきしろがだいぶ大きめです。
※まきしろ=缶バッジの「フチ」の部分のこと。缶バッジを巻き込む部分になります。
まきしろについてのより詳しい説明は、こちらの記事をご参照ください。
上の画像の工程まで終わったら、次は表面のパーツの裏側(ややこしいですね)に接着剤を塗ります。
この後、まきしろを内側に折り巻き込んでいくので、接着剤は中心ではなく「縁の部分」に「しっかり」塗ることが大事です!
では、紙の中心にパーツを置いてまきしろを折り込んでいきましょう。
完成品を綺麗な丸にするため、まきしろを丁寧に縁に沿って折りこんでいきます。
完成品のクオリティを左右する、この巻き込み部分が一番重要な作業です。
指を接着剤だらけにしつつも、なんとか無事紙を折りこむことが出来ました。
最後に裏面のパーツに接着剤を付けて二つのパーツをくっつけます。
用紙の厚さによってやりやすさが違うかもしれません。厚みがない方が巻き込みはしやすいかも。でも厚さがないと丈夫なものが作れない。程よい厚さを見つける必要がありそうです。
表の向きに気を使いつつ、裏面も外れることのないようにしっかりと接着剤を付けて完成!!
無事出来上がりました!
裏面が接着剤だらけですが、ぱっと見はわかりませんね。かわいいバッジが出来上がりました!
しかし、保護フィルムがないのが気になるところです。印刷した用紙がむき出しだとやはり水濡れに弱いです。
また、用紙がむき出しているため、汚れも付きやすいです。
なにかフィルムになるようなものはないか、そしてなにかもっと面白いバッジが出来ないか……
凝り性のオタク心がうずき始めました。
そんなことを考えながら、次のバッジを作り始めてしました。
皆さん、もう少し私の缶バッジ作りにお付き合いください。笑
手軽にオリジナル缶バッジを制作・作成したいという方はコチラ!
100円ショップ製缶バッジを作ってみる②紙+セロファン
さて、無事紙でのバッジ制作に成功しました。紙の無地の缶バッジというのもいいかも。
例えば、無地のマグネットにして授業に使ってもらうような用途の無地缶マグネット。これは商品化できるのではないか!?そんなことを思いつつ。
今度は応用してこのバッジ制作キットの特性を生かしたものを作ってみました。
私達が普段作る時は、フィルムと印刷部分を一緒に巻き込みます。
フィルムは75ミクロンという厚さです。程よく缶バッジを保護してくる厚みがこの75ミクロンという厚さだと昔先輩に教わったことがあります。
さて、先ほどと同じように紙を表面パーツに折り込んでから、もうちょっと派手にしようと同じく100円ショップ買ってきた立体シールも表面に貼り、それをセロファンでくるんで裏面パーツを接着しました。
出来上がりました!!
セロファンで表面を巻き、キャンディのような缶バッジが出来ました!ちょっと接着で手間取りましたが無事作れて良かったです。
バッチリ缶バッジでの製造方法では、表面パーツをセロファンで巻き込むというのは難しいのですが、裏面を後付け出来るこのキットならこんなかわいいバッジも作れました!
セロファンのなかにビーズなどを入れてシャカシャカと中身が動くのも面白いですね。フィルム替わりにもなりますね。
ビーズも買っておくべきでした。このように缶バッジを飾るという感覚が特に最近多くの方の中に浸透しているのを感じます。
飾る缶バッジと言えば缶バッジスタンド。こちらも現在人気の缶バッジですのでぜひチェックを!
100円ショップ製缶バッジを作ってみる③布
パーツはまだ2個残っています。ということで、少しさっきまでと違うことがしたいなあ、、
ということで、次は、紙ではなく布で作ってみました。
ちょうど社内にいらないTシャツがあったのでこちらを拝借、大胆に柄部分をカットして織り込んでいきました。
いけんじゃん!
Tシャツからこんなかっこいい布バッジが出来上がりました!
むしろ布の方が折り込みも接着もきれいにできたので、このキットは布を使ったバッジを作るのに適しているようです。
布なら無地でも味があっていいかもしれない!厚さも程よいですね。布の缶バッジは生地の厚さによってうまく仕上がる場合とそうでない場合があり難しいのですが、このキットの場合生地の厚さに左右されなそう。
こちらも保護フィルムがないから、汚れには弱いかもしれませんが、先ほどの紙よりは耐久性がありそうです。
布は冒険だったはずが、自分の想像よりもうまくできてしまってびっくりしています。笑
実は、バッチリ缶バッジでも布プリント缶バッジの制作を承っております。弊社の布プリント缶バッジは、「真っ白」かつ「こだわり抜いた」生地にオリジナルデザインをプリントしています。その仕上がりは美しいばかりではなく、赤ちゃんの素肌のような、優しい手触りが特徴です。こちらからぜひ覗いてみてください!
100円ショップ製缶バッジを作ってみる④布+リボン・ビーズ・マスキングテープ
とうとう制作キットは残り1個となってしまいました。
そこで、うまく行った布缶バッジに、100円ショップで一緒に買ってきた小物でもうひと手間加えたものを作ってみることにしました。
布を折り込みリボンを挟んで裏面パーツを接着します。裏面はこれで完成!
ここまでの作業はプロ級に上手くなってきました。笑
表はマスキングテープを貼ったり、ビーズを接着剤で貼り付けて完成!
めちゃめちゃ可愛い缶バッジできた!!
リボンを付けることによってロゼット風に、更にビーズとマスキングテープで飾り付けた結果、華やかでかわいいバッジが出来上がりました。すばらしい。これはむしろ無地の上に装飾をした方がいいかもしれない、と生来の怠け者の私は思ってしまいました。
ロゼットもバッチリ缶バッジの製造方法では作ることは難しいのですが、後付けパーツのおかげで無事完成しました。
缶バッジの「飾り方」に関する記事も執筆しています!もちろん100円ショップの商品を使っています!
よかったら、ご参照ください!記事は、こちらから。
バッチリ缶バッジでは本格的に缶バッジを作ってみたい方向けに「缶バッジマシン」と「パーツセット」を販売しています!
プロ仕様缶バッジマシンの販売ページはコチラ!
100円ショップ vs バッチリ缶バッジ 価格・制作日数の比較
バッチリ缶バッジの「ノーマル缶バッジ(フックピンタイプ)のコスト表」はコチラ!
※最小ロット(50個)での場合
サイズ | 25mm | 32mm | 38mm | 44mm | 57mm | 76mm |
価格 | ¥38 | ¥47 | ¥56 | ¥65 | ¥71 | ¥85 |
また、今回お試しをした100円ショップの缶バッジは、32mmで5個の制作が可能です。
そこで、50個の缶バッジを制作するとして、バッチリ缶バッジと100円ショップでのかかく・制作日数を比較してみました。
100円ショップ | バッチリ缶バッジ | |
費用 | 1,100円 | 3,350円 |
制作日数 | 1日〜5日(個人差あり) | 5日~7日程度 |
仕上がり | ほどほど | バッチリ綺麗 |
※バッチリ缶バッジの費用には、商品合計、消費税、送料(1,000円)が含まれております。
比較してみると、費用に関しては圧倒的に100円ショップが上ですね。また、制作日数は100円ショップは個人差があるため、なんとも言えませんが、比較的100円ショップの方が良さそうですね。
※お引き取りの場合、送料がかからない場合もございますので、お近くにお住まいの方は、引き取りサービスを是非ご活用ください!
ここまでボロボロのバッチリ缶バッジですが、胸を張って自慢出来る部分があります。そう「仕上がり」です!
ノーマルの缶バッジも布プリントの缶バッジも全て品質に自信があります!
途中でもお伝えしましたが、弊社では保護フィルムを使用していますので、耐久性も心配ありません!
高品質なオリジナル缶バッジを制作・作成したいという方はコチラ!
比較した缶バッジの詳細が見られるページはコチラ↓
感想
初めてのキットでの缶バッジ制作をしましたが、やってみるとなかなか楽しかったです。
作りながら「こうしてみたらどうなるかな?」「この材料使ってみたら面白いのでは?」など色々考えながら作業する過程と、完成した時の達成感はものづくりの大事な部分だなと改めて感じたところです。
しかし手作りだとどうしても強度が頼りない部分が出てくるので、しっかりした作りのバッジをたくさん作りたい場合はやはり缶バッジ制作業者を利用するのがおすすめです。
リアライズのバッチリ缶バッジは最低50個から制作可能で、布を使ったバッジも制作可能です。
自分で作るか業者で作るか……ご自身の用途に合わせて、ものづくりを楽しんでください。
そして、個人の方向け、自分の為だけ缶バッジセット制作サービスもあります。
スマホの中の思い出の写真を6枚選んで6個セットの思い出が形になります。
リアライズの運営する「CANROLL」というサービスです。
最後に、、今回は缶バッジ制作に関するでしたが、100円ショップ関連でいえば、「缶バッジを収納する為のケース」や「収納する為の便利グッズ」、「缶バッジを保護するカバーやクリアホルダー」などオタ活グッズとも言えるものが豊富にあります。
ぜひ以下の記事もご覧になって下さい。
100均グッズを使って缶バッジをうまく収納できる飾り方をご紹介
その他、様々な缶バッジの紹介については下記からご確認くださいませ!
そして、ご自身で作ったバッジを長い間使い続けたいという方は保管方法について書いてあるこちらの記事も合わせてご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
当社では、他にもさまざまな素材や質感のバッジをご用意しております!
・当社オリジナル開発、モダンな雰囲気の【レコードバッジ】
・超ビッグサイズ!インテリアとして飾りたい【150mm缶バッジ】
・個性で勝負するなら【刺繍バッジ】
などなど、他にも豊富なラインナップで皆様の缶バッジ制作をサポートいたします。
詳しい製品情報はホームページにてご確認くださいませ。
年間18000件、缶バッジだけではない株式会社リアライズの「ものづくり」
バッチリ缶バッジを手がける株式会社リアライズでは、缶バッジの他にもキーホルダーやTシャツなど、年間約18,000件のグッズ制作依頼をいただいております。
◆オリジナルキーホルダーやアクリル製品の制作を手がける【日本キーホルダー工業】
◆オリジナルTシャツ制作を手がける【推しTeeファクトリー】
缶バッジ制作に関しても、イラストレーターやフォトショップといった専門のツールがなくても画像1枚から作成が可能。
専門のコンシェルジュがサポートをさせていただくため、初めてのグッズ作成の疑問などにも丁寧にお答えいたします。
その地や施設を訪れたお客様に楽しんでもらうからこそ、制作する側も楽しんでいただきたい…。
その気持ちは当社の“「 思い 」を「 カタチ 」に、モノづくりで世界を楽しく!”という企業理念にも通じています。
制作前に仕上がりが見てみたい、という方には無料サンプルも配布しております。
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