缶バッジ製作はここに注意して!デザイン作成で気をつけたい「色味」についてご紹介

今回はデザイン作成時に注意をしたい「色」についてご紹介をしていきたいと思います。

出来上がった缶バッジをみて「あれ?思ってた色味と違うな」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。缶バッジのサンプル写真を交えながらデザインをする際に注意したい色味についてご紹介させていただきます。

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RGB、CMYKの違いってなに?

缶バッジに限らず、デザインをして紙へ印刷をしてみると「なにか違うな」という経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。

これは、印刷物での色の表現方法と画面上の色の表現方法が異なることが原因になります。
また、「RGB」、「CMYK」この違いが大きく印象を変えてしまっております。

RGB :ディスプレイ(画面)上で使用する発色方式。
CMYK:紙などの印刷物に使う発色方式。

RGBはCMYKと比べて表現できる色数が多くなっています。1色につき256段階の明るさ調整ができる為、256×256×256=16,777,216通りの色を表現することが可能となっています。

CMYKも1色毎に0%~100%まで小数点以下の数値で設定が可能なので、理論上ではRGBよりも多く色を表現することができます。ただし、実際の印刷では数値通りの細かい表現が難しい為、RGBと比べ表現できる色数が少なくなってしまいます。

デザイン色によって文字の潰れが起きる!?

缶バッジのデザイン時に特に注意していただきたいことが「文字の潰れ」になります。
画面上ではしっかりと識字できていたとしても、背景色によっては文字が潰れてしまい
まったく読めなくなってしまうなんてことがあります。

奥深い「黒色」の世界

「黒」と一言でいってもCMYK印刷の場合、様々な黒が存在します。

一般的にスミベタと言われる黒は、「K」が100%(C:0 M:0 Y:0 K:100)濃度で表現されている色のことを、「スミベタ」といいます。文字や細い線などによく使われますています。

リッチブラックは、4色をかけあわせた黒(C:40 M:40 Y:40 K:100)を「リッチブラック」といいます。スミベタよりもリッチブラックの方が、美しく締まりのある黒に仕上がると言われています。

最後に同じ4色掛け合わせた黒ですが、全ての色を100%掛け合わせた4色ベタ(C:100 M:100 Y:100 K:100)という黒も存在いたします。

※濃度が高すぎる為、一般的にはオブジェクトや文字には使用しない黒色です。

まとめ

テキスト、線のサイズは参考になりましたでしょうか。

デザイン時にこちらを覚えておいていただくと、 「入稿デザインの表現ができないので色味やサイズを修正して再入稿」 みたいな手間が減ると思います。

「ここまで読んだけど、分からないから全部任せたい」

そうお思いの方も多くいると思います。 ご安心を!バッチリ缶バッジにお任せください。 弊社ではデザイナーによるデザインサポートも行っておりますのでお気軽にお申し付けくださいませ。

それでは、素敵な缶バッジライフをお送りください!



この記事を書いた人

缶バッジライター
缶バッジ作成の専門業者『日本缶バッジ工業』です。缶バッジに関するコラム記事やお客様の声を紹介しています。