言葉では伝えづらいことを伝える缶バッジ ~障害という視点から~
突然ですが皆さん、バッチリ缶バッジストアで販売中の「花粉症です」缶バッジ、「喘息です」缶バッジはもうチェックしてただけましたか?
マスクが必須アイテムとなった昨今、口元の表情が見えない分、以前にもまして感情が伝わりにくく、意思疎通が取りづらく感じる方も多くいらっしゃると思います。
(そもそもマスクをしていると親族ですら一瞬戸惑ってしまいます……)
咳をするにも周囲が気になる、という花粉症や喘息の方に向けたデザインの商品です。
(まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください!)
こうした「話さなくても伝えることのできる」缶バッジは前提として 言葉でも伝えられるけれども あえてさりげなく主張する ことができるアイテムなのに対し、
言葉では伝えづらいことを伝える ための缶バッジとはどんなものなのか。その缶バッジがこちら。
(写真転用元:就労継続支援ビルド )
第一弾の缶バッジがこちら
(写真転用元:就労継続支援ビルド )
北海道にある心身に障害のある方が仕事をされる事業所「就労継続支援ビルド」でデザインされた缶バッジです。
障害をもっている方にとって、理解してほしいこと、周囲にしてほしい配慮、困っていることなどを
直接伝えることは大変なケースも多く、そうした方々からの使いやすいオリジナルグッズがほしい!という声からできた制作プロジェクト「トリセツ!」が生み出したオリジナルグッズなのです。
コンセプトが「大人かわいい」「かっこいい」「おしゃれ」「ユニセックス」ということで、
デザインや素材もかわいらしさとユーモアと表現の柔らかさが特徴です。
缶バッジは柔らかさとおしゃれさを演出するマット加工、そしてイラストは北海道に由来のある動物をモチーフにしているところも素敵です。
・マスクがあってもなくてもなかなか伝えづらい
・障害のありなしに関係なくマスクがあることで伝えづらい
子供から大人まで年齢に関係なく、こうした悩みを解決できるひとつの方法にもなりますね。
トリセツ!缶バッジ/ステッカーは、事業所の環境とアイデアが生み出した障害の有無や年齢を超えて手に取りやすいデザインのオリジナルグッズです。
(トリセツという名称も、『取説』とかかっているのがまたいいセンスだなと個人的に予想した感想です)
私はモノづくりにかかわる一人として、トリセツ!シリーズに刺激を受けるとともに、私たちバッチリ缶バッジのことも少しお話ししたくなりました。
バッチリ缶バッジは日頃、お客様から頂くデザインをオリジナルグッズにしていますが、実は自社で商品をデザイン・開発もしています。
缶バッジでも缶バッジ以外のオリジナルグッズでも、身につける人、使う人のことを日々考えながらデザインをし、制作をしている担当がいます。
最初にご紹介した「花粉症です」缶バッジ、「喘息です」缶バッジのような伝えるための缶バッジを皮切りに、今後も「伝える」はデザインにあたって一つの大きなテーマになってくると考えています。
そして、「こんなデザインが欲しい」「こんなアイデアをオリジナルグッズにできないか?」といった声を形にしていくのも私たちの大事な使命です。
そう言った皆様の声がオリジナルグッズ制作の新しい扉を開けるかもしれません。随時お待ちしております。
缶バッジのアイデアはTwitterやサイトのお問合せフォームにどしどしお寄せください!
バッチリ缶バッジストアにも随時新デザインの商品が上がっておりますので、チェックしてみてください♬
出典元:valuepress