缶バッジの印刷方法はテンプレートを使う!印刷ができない場合の対処法
缶バッジを綺麗に作成するには、印刷の品質が重要です。
しかし、印刷は難しいと感じる方もいるでしょう。
そこで缶バッジ製作も行う当サイト『バッチリ缶バッジ』が、テンプレートを使用した印刷方法をご紹介します。
目次
缶バッジの印刷方法
缶バッジの印刷方法にはPhotoshop(フォトショップ)やIIIustrator(イラストレーター)を使用するのがおすすめです
なお、当サイトでは「缶バッジのデザインデータ作成方法」のページで缶バッジの印刷が簡単にできるテンプレートを配布しています。
Photoshop(フォトショップ)やillustrator(イラストレーター)はもちろん、その他ソフトで使用できるテンプレートなので、ぜひご利用ください。
Photoshopでテンプレートを使った印刷データの作り方
具体的にPhotoshopにて印刷を行う手段は以下の通りです。
- テンプレートを使用し、まきしろを意識しながらデザインを行う
- デザインデータが完成したら、psdファイルにて保存
- psdファイルをメール等で缶バッジ制作会社に連携
- 缶バッジ制作会社にて缶バッジにデータを印刷
缶バッジの印刷データを作成するには以下2点の情報が必要です。
- 表面に印刷するデザイン
- まきしろ
まきしろとは、缶バッジの側面から背後に回り込む部分のことです。
まきしろをデータに盛り込んで印刷データを作成するのは手間がかかります。
そこでテンプレートを使用して時間短縮を図ります。
Photoshopで印刷する際の注意点
フォトショップで印刷する際は以下のポイントに注意しましょう。
- 300〜350dpi程度の解像度でデータを作成する
- テンプレートは指定のもののみを使用
- ガイドレイヤーにデザインを配置しない
- カラーモードはCMYK・塗りの合計値は300以下を推奨
- クリッピングパスは使用しない
上記の条件を満たしていない場合は、缶バッジの印刷データを受け取ることができないケースもあるため、必ず内容は理解しておきましょう。
IIIustratorでテンプレートを使った印刷データの作り方
Illustratorを用いた印刷方法は以下の通りです。
- テンプレートを使用し、まきしろを意識しながらデザインを行う
- テキストをデザインした場合はアウトライン化を行う
- デザインデータが完成したら、aiファイル(Illustrator CC以下)で保存
- aiファイルをメール等で缶バッジ制作会社に連携
- 印刷データを作成する際に画像を配置している配置した画像も一緒に缶バッジ制作会社に連携する
- 缶バッジ制作会社にて缶バッジにデータを印刷
Illustratorで印刷データを作成する際にも、まきしろのあるテンプレートを使用します。
テンプレートを使えば以下のようなメリットがあるでしょう。
寸法を気にしなくていい
視覚的にデータを配置できる
Illustratorで印刷データを作成する際の注意点
イラストレーターで印刷する際は以下の設定に注意しましょう。
- 300〜350程度の鮮明度でデータを作成する
- テンプレートは指定のもののみを使用
- ガイドレイヤーにデザインを配置しない
- カラーモードはCMYK・塗りの合計値は300以下を推奨
- クリッピングパスは使用しない
基本的にフォトショップで印刷データを作成する場合と、違いはほとんどありません。
イラストレーターでデータ作成を行う際にも必ず注意事項を確認した上で、印刷データの連携を行ってください。
ちなみにテンプレートを使って作成された完成デザインデータを、そのまま印刷に使うわけではありません。
印刷はA4サイズやA3サイズに面付けをして行います。
次の項では面付けについて解説していきます。
缶バッジのデザインをA4サイズで印刷する際の面付け数
缶バッジのサイズごとによる面付け数は以下の通りです。
缶バッジのサイズ | 25mm | 32mm | 38mm | 44mm | 57mm | 76mm |
面付け数 | 40 | 24 | 24 | 15 | 12 | 6 |
サイズが大きくなるにつれて印刷の工程、時間。材料費もかかります。
そのため大きな缶バッジほど金額が高くなる傾向にあります。
印刷ができたら缶バッジマシンで缶バッジを作ろう
デザインの印刷ができたら缶バッジマシンで、オリジナル缶バッジを作りましょう。
最近では100均ショップなどで缶バッジの材料も手に入ります。
なお、本格的な缶バッジが作りたい方へ当サイトでは『缶バッジマシン』のレンタルサービスを行っています。
クオリティの高い缶バッジを作成したい方は参考にしてください。
缶バッジ作成の印刷ができない場合は?
もしも缶バッジ作成の印刷が困難な場合は、缶バッジ製作業者へ相談してみましょう。
例えば、当サイトでもデータ作成から缶バッジを製作できます。些細なことでも構いません。
缶バッジの作成で迷っている方は『お問い合わせフォーム』からご相談ください。
印刷方法による完成品仕上がりイメージ
缶バッジには以下のように印刷方法が様々です。
今回は上記3種類の印刷の見た目を写真で紹介します。
比較しながら見ていきましょう。
ホログラム印刷の仕上がりイメージ
ホログラムの仕上がりイメージをご紹介いたします!
ホログラムといっても加工方法によって見た目のイメージが大きく異なるので、ぜひチェックしてみてください!
スパークル加工
メタリックモザイク加工
レイン加工
オーバーホロ印刷の仕上がりイメージ
続いて、オーバーホロ印刷の仕上がりイメージです。
スター加工
スパーク加工
メタリック印刷の仕上がりイメージ
缶バッジ印刷の基礎知識
缶バッジを印刷するにあたって、以下の基礎知識を把握しておきましょう。
まずはサイズから紹介します。
作成できる缶バッジのサイズ
缶バッジには様々なサイズがありますが、一般的なサイズは以下の通りです。
- 25mm
- 32mm
- 38mm
- 44mm
- 57mm
- 76mm
実物で比較すると76mmでも大きく感じます。
なお、当サイトでは150mmの特大缶バッジも作成可能です。
ユニークなオリジナル缶バッジを作成したい方はぜひ、チェックしてみましょう。
缶バッジの作成に使われている素材
缶バッジの素材は金属ですが、以下の種類があります。
- スチール合金
- ブリキ
- アルミ缶
中でもスチール合金には以下のメリットがあります。
- さびにくい
- 印刷がにじみにくい
上記のメリットがあるため、缶バッジの素材として使われているケースが多いです。
缶バッジのメーカーによっては金属以外の素材を用意していることもあります。
『バッチリ缶バッジ』でも木製缶バッジや刺繍缶バッジを作成しています。
まとめ 缶バッジの印刷は自宅でも可能
缶バッジの印刷はフォトショップやイラストレーターで行えます。
印刷には以下のテンプレートを使用すると簡単です。
最後に、缶バッジは小さなキャンバスです。創造性を表現する楽しさを忘れずに、素敵なバッジを作りましょう。
テンプレートがあれば、初心者でも簡単に美しい缶バッジを作成できます。作成過程を楽しみながら、オリジナルの缶バッジを世界に一つの特別なアイテムにしてください。
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