缶バッジ何個から”痛バ”なのか!缶バッジメーカーが解説

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痛バは缶バッジ何個から?

 

女性の吹き出し
痛バを作ってみたい!

 

大量の缶バッジでトートバッグやリュックを装飾したもの、それが”痛バ”です。

アニメやゲームキャラクターのイラストをプリントした車が”痛車(いたしゃ)”と呼ばれていますが、痛バは痛車をコンパクトにしたイメージになります。

コンパクトとはいえ、缶バッジ何個から痛バになるのか。気になる方も多いでしょう。

そこで缶バッジメーカーの視点から、何個から痛バになるのか解説していきます。

缶バッジ何個から痛バ?

缶バッジ何個から痛バになるのか。

結論「トートバッグと缶バッジの大きさによる」というのが正直なところです。

しかし、缶バッジメーカーとして上記のようにつまらない回答で終わりたくないので、個数を考えていきます。

痛バ制作時の計算

痛バはトートバッグやリュックの大きさ、缶バッジのサイズによって個数が決まります。

なので痛バを制作するときは、どれほどのサイズの缶バッジを採用するかが重要です。

本サイトでは以下のトートバッグを例にして何個の缶バッジが必要なのか考えていきます。

トートバッグ

トートバッグの大きさは縦約360mm、横約380mmです。

44mm缶バッジは64個以上で痛バ

44mmの缶バッジを例のトートバッグに配置する場合、縦横の長さを缶バッジのサイズで割っていきましょう。

なので以下のような計算を行います。

  • 縦:360÷44=約8.2
  • 横:380÷44=約8.6

以上の計算の結果、44mm缶バッジなら縦横それぞれ8個並べられそうです。

つまり例のトートバッグなら44mmの缶バッジ約64個で痛バがつくれるでしょう。

なお、44mmサイズの缶バッジのサイズ感は以下のイメージです。

トートバッグに飾った44mmサイズの缶バッジ

【関連記事】:缶バッジの一般的なサイズ一覧!どのサイズを作れば良いのか解説

57mm缶バッジは36個以上で痛バ

57mm缶バッジでも同じ計算を行います。

  • 縦:360÷57=約6.3
  • 横:380÷57=約6.7

こちらも縦横それぞれ6個ずつ並べられそうですね。

例のトートバッグ一面を缶バッジで飾るなら約36個以上で痛バになりそうです。

なお、57mm缶バッジをトートバッグにつけると以下のようなイメージです。

トートバッグにつけた57mm缶バッジ

76mm缶バッジは最大いくつ入る?

最後に76mmの缶バッジで計算してみます。

  • 縦:360÷76=約4.7
  • 横:380÷76=5

例のトートバッグだと縦に4個。横に5個並べられるでしょう。

およそ20個ほどで76mm缶バッジの痛バができあがりそうです。

20個は数では少なく感じますが、76mm缶バッジはQUOカード並みの大きさです。

76mm缶バッジとQUOカードの比較

痛バとしての迫力はあるでしょうね。 

初心者には20個痛バがおすすめ

「20個痛バ」は文字通り20個の缶バッジで作る痛バのことです。

推しキャラクターやアイドルの缶バッジに囲まれたい人にとって、20個では物足りない方もいるかもしれません。

しかし、痛バ初心者にとって缶バッジ20個で作るのは経済的にもおすすめの個数です。

ぎゅうぎゅうに敷き詰めたいのか、ある程度余裕を持たせたいのか。

選択の幅が広いのも20個痛バの魅力です。

44mmの20個痛バはかなり余裕がある

44mmは例のトートバッグで最大64個以上入ることが想定されました。

そのため缶バッジ20個で痛バを作成するときは縦・横に4、5個並べると良さそうです。

44mmであれば、かなり余白のある20個痛バになるでしょう。

57mmでも20個痛バは余裕がある

57mmは先ほどの計算上、例のトートバッグでは縦と横で最大約36個以上飾れます。

そのため缶バッジ20個で痛バを作る場合は44mmと同じく、縦横4か5個あれば良さそうです。

ややトートバッグの余白が減りますが、痛バの中ではまだ余裕がある方になるでしょう。

76mmなら20個痛バがちょうどいい

先ほどのトートバッグと同じサイズで20個痛バを作るなら、76mmがおすすめかもしれません。

個数はちょうど20個で済みますし、少ない個数でレベルの高い痛バが作れるからです。

痛バ初心者の方は、ぜひ76mmサイズで痛バをご検討してみてはいかがでしょうか!!!

推し活をするなら40個痛バがおすすめ

もしも推し活として痛バを作りたいなら『40個痛バ』がおすすめです。

トートバッグやリュックに40個の缶バッジをつけていたら、一目で推し活をしていると分るでしょう。

20個痛バと同様に缶バッジが何個ほど必要か個数を想定していきます。

44mmなら40個痛バでも余裕がある

44mmサイズの缶バッジは例のトートバッグで縦横8個。

最大64個以上入るため40個でもまだ余裕があるでしょう。

40個でも余白を保った痛バが作れそうです。

57mmで40個痛バはギリギリはみ出る

57mm缶バッジは例のトートバッグに縦・横に6個入ります。

最大約36個以上飾れるため、57mmで40個痛バを作るとギリギリはみ出るでしょう。

しかし今回の計算は缶バッジを重ねて付けることを考慮していません。

敷き詰めようと思えば、57mmでも40個痛バを作れるはずです。

推し活のモチベーションが上がる相当インパクトのある40個痛バが作れます。

76mmで40個痛バは別のリュックやカバンが必要

57mm缶バッジは重ねることで40個痛バを作れますが、76mm缶バッジでの痛バ作りは現実的ではありません。

そもそも例のトートバッグでは76mm缶バッジは20個でちょうどいいサイズでした。

76mm缶バッジで40個痛バを作るなら別のリュックやカバンを用意しましょう。

作成できればとてつもないインパクトを持った痛バになります。

推し活として挑戦するやりがいは高そうです。

缶バッジは1個あたり何円?

実際に痛バ制作に踏み出したい方へ、1個あたりの缶バッジ単価をまとめました。

数量/サイズ 25mm 32mm 38mm 44mm 57mm 76mm
50個~ ¥58 ¥60 ¥63 ¥68 ¥80 ¥100
100個~ ¥53 ¥55 ¥60 ¥64 ¥75 ¥95
300個~ ¥48 ¥50 ¥56 ¥60 ¥66 ¥91
500個~ ¥46 ¥47 ¥54 ¥57 ¥63 ¥88
1000個~ ¥45 ¥47 ¥52 ¥55 ¥61 ¥85
2000個~ ¥44 ¥46 ¥51 ¥54 ¥60 ¥84
3000個~ ¥43 ¥45 ¥50 ¥53 ¥59 ¥83
5000個~ ¥42 ¥44 ¥49 ¥52 ¥58 ¥82
10000個~
 

なお、上記の価格は当サイト『バッチリ缶バッジ』で受注できる缶バッジです。

痛バを作成する際は最低でも20個。見た目の迫力を意識するなら40個あってもいいでしょう。

ただし今回例にして計算したトートバッグは縦36cm、横38cmです。

もっと大きなカバンを使って痛バを作るならさらに多くの缶バッジが必要になるでしょう。

オリジナル缶バッジで痛バを作るならメーカーに缶バッジの作成を依頼する

缶バッジは個人でも作成可能です。

『バッチリ缶バッジ』でも「缶バッジ製造マシン」のレンタルサービスを行っています。

缶バッジマシンのレンタルサービス

缶バッジマシン-レンタルサービス

ですが、20個や50の缶バッジを個手作りするのは時間や体力を要します

初めは集中して楽しく作れても、後半になると疲れからデザインがずれるなどミスが起こるかもしれません。

そのため、一度に大量の缶バッジを注文できる缶バッジメーカーに依頼するのが適切でしょう。

当サイトではサイズや個数を入力して製作費がその場でわかる、『自動お見積もりフォーム』を紹介しています。

【缶バッジ自動お見積もりフォーム】

バッチリ缶バッジの自動お見積りフォームのバナー

痛バや同人活動などで大量の缶バッジが必要な方はチェックしてみましょう。

痛バ文化の発展で缶バッジの需要も増加

当社が2009年にオリジナル缶バッジの制作・作成サービスを開始した当初。

痛バの存在があったことで缶バッジ全体の需要が極端に増え、注文も増加していく感覚がありました。

缶バッジ作成メーカーとしても「痛バ」は無視できない独特な文化だととらえています。

痛バは愛情表現の1つであり、とても尊いです。

自分の愛情を思う存分表現するため、缶バッジメーカーとしてサポートができれば幸いです。

無限回集の集大成が痛バ

オタク文化の中に「無限回収」というワードがあります。

すでに持っている同じグッズを、何個も何個も買い求めることを意味する言葉です。

既に持っているのになぜ何個も買い求めるのか。まさに推し活動の最高点でしょう。

たとえば好きな曲を見つけたら、ずっとリピートしていませんか?

新しいご飯屋さんを見つけたらしばらく通いませんか?

無限回収の行動原理はそれらと同じではないでしょうか。

推しの缶バッジだから何度も購入した結果、それを活かして生まれたもの。

無限回収の集大成となるのが”痛バ”と言えるでしょう。

痛バの境界線

最近何かと注目を集めている「痛バ」は、アニメカルチャーを主としている日本ならではの文化かもしれません。

近年は大手ファッションブランドも透明ケース付きのトートバッグを販売しており、痛バがカジュアルな物として浸透しています。

「痛バ」を少し知っている方がイメージするのは、パンパンに詰め込まれた缶バッジの数々がトートバッグやリュックに装飾されているものでしょう。

実際その通りバッグに缶バッジを数百個付けている人もいます。

これから「痛バ」を作成しようと思っている方は、お持ちのトートバッグやリュックにいきなり数百個の缶バッジを装飾するのはなかなか踏み出せませんよね。

「まずは、1個からかな。でもそれは”痛バ”と言えるのだろうか。」このように、問答して悩まれていると思います。

しかし、痛バは愛情表現です。

「缶バッジが何個あればいい」というような評価は無意味かもしれませんね

あなたの表現したい痛バこそ正解です。

まとめ 缶バッジで痛バを作るなら20個で作れる

痛バに必要な缶バッジの個数は飾り付けるカバンや、使用する缶バッジのサイズによって異なります。

とはいえ見た目のインパクトがある痛バを作るなら、最低でも20個はほしいところです。

40個以上あれば推し活として自慢できる痛バになるでしょう。

となると大量の缶バッジを用意する必要がありますが、時間や労力を考えても個人で作るのは現実的ではありません。

オリジナルの缶バッジで痛バを作るなら、缶バッジメーカーに作成を依頼するべきでしょう。

バッチリ缶バッジで高品質の缶バッジを作りたい方はこちら

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