缶バッジは基本的に不燃ごみ!捨て方の例を缶バッジメーカーが解説
今まで集めていた缶バッジでもサビて使えなくなったり、推しが変わったなどの影響で捨てるタイミングが訪れるかもしれません。
しかし、缶バッジは何ゴミでどうやって捨てればいいのか。知っている方は少ないと思います。
そこで缶バッジメーカーでもある当サイト『バッチリ缶バッジ』が、缶バッジの処分方法を解説します。
目次
缶バッジは基本的に不燃ごみ
缶バッジは基本的に金属で作られています。
そのため「缶バッジ=金属ゴミ」と考えてもいいでしょう。
ゴミの捨て方は地域によって異なりますが、金属ゴミなので基本的には燃やさないゴミ・燃えないゴミの捨て方で大丈夫です。
缶バッジの捨て方の例
缶バッジの捨て方として、当サイトを運営する株式会社リアライズが所在する東京都台東区を例にして紹介します。
台東区において缶バッジは「燃やさないゴミ」の「金属・陶磁器類」に該当します。
引用:燃やさないゴミ|台東区
捨て方のルールとしては以下のように指定されています。
ごみは、中身の見える透明な袋、または蓋付容器に入れてお出しください。
ごみは、収集日当日の朝8時までに決められた場所へお出しください。
引用:燃やさないゴミ|台東区
台東区では缶バッジの素材がアルミでもスチールでも、ブリキでも同じ「金属・陶磁器類」として捨てられます。
地域によっては、「アルミとスチールは分別してください」というルールがあるかもしれません。
必ず自治体のホームページを確認してから捨てるようにしましょう!
缶バッジを捨てる際は針に注意しよう
缶バッジを捨てる際は、安全ピンなどの針に注意してください。
ご自身がケガをしないのはもちろん。
ゴミ収集業者の方々が針で指を刺したりしないよう、メモ書き等があると親切ですね。
缶バッジをそのまま捨てずに厚めの袋などで包んだり、安全ピンや針の部分をテープなどで巻くなどすると、捨て方として理想的です。
愛したグッズだからこそ、しっかり丁寧に処分してあげましょう。
ちなみに、缶バッジのサビの対処法については以下の記事で解説しています。
【関連記事】:「缶バッチは何でできていますか?」素材や保存方法、サビの対処法の悩みについて回答します!
缶バッジメーカーは産廃業者に処分を依頼
当然ですが、私達缶バッジ製作の現場でも不良パーツがたくさん出ます。
一般のように燃やさないゴミとして捨てると膨大な量になるため、私達は産廃業者さんを通して不要になった缶バッジを捨てています。
缶バッジの素材は主に3種類
缶バッジの捨て方を知るには、缶バッジの素材を把握するのも大切です。
そこで缶バッジの主な素材を3種類紹介します。
一般的な缶バッジは以下の金属で作られていることがほとんどです。
なお、バッチリ缶バッジで作成している缶バッジはスチール製です。
ブリキやアルミと比べてスチールは最もサビに強いため、採用されています。
サビに強いスチール
スチールは鉄を主成分に、微量の炭素を合成した合金です。
鉄より強度が高いことが特徴で、缶コーヒーの缶や缶詰、一斗缶などに使用されています。
缶バッジの素材として扱うメリットとデメリットは以下の通りです。
- メリット:錆びにくい。耐食性が高い。耐熱性、加工性、強度などが高い
- デメリット:重い
ツヤが良いブリキ
ブリキは、鉄鋼(鋼板)をスズ(純スズ)で表面処理した鋼板です。
ブリキのおもちゃ、一部の野菜や果物の缶詰に使用されることもあります。
メリットとしてはツヤが良いですが、サビやすいデメリットがあるでしょう。
- メリット:鉄にスズでメッキしているためツヤが良い。ハンダがよくつき毒性がない
- デメリット:1度傷がついてしまうとサビの進行が早い
軽くて強度があるアルミニウム
アルミニウムは炭酸飲料の缶や1円玉、アルミ箔に使用されている素材です。
缶バッジの素材としても使用できますが、材料費として値段がかかります。
- メリット:軽さの割には強度があるためコストパフォーマンスが良い
- デメリット:他の金属よりも材料費が高い
なお、バッチリ缶バッジではこれまで紹介した金属以外でも「木」の缶バッジも作成できます。
その他、バッチリ缶バッジで作れる缶バッジはトップページで紹介しています。
まとめ 缶バッジの捨て方は自治体のホームページを見よう
缶バッジは基本的に金属ゴミ・燃えないゴミとして考えて問題ないでしょう。
しかし、1口に金属といってもスチールやブリキ、アルミニウムなど様々です。
自治体によってはスチールとブリキを分けて捨てる地域もあるかもしれません。
そのためご自身がお住まいの地域のホームページを見た方がいいでしょう。
また、缶バッジを捨てる際は針で怪我をしない・させないように注意してください。
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