黄土6号様が描く表情豊かな動物たちの缶バッジ

今回ご紹介させてただくのは、黄土6号様(@ood6go)にご依頼いただいた安全ピンの缶バッジです!

 

その缶バッジがこちら。

 

動物たちが様々な表情をしていることが写真から伝わります。

こちらの4種類それぞれの猫の表情がダイレクトに伝わってくる絵です。

 

黄土6号様は油彩で描かれた絵を缶バッジにされています。

生き生きした描写で、猫たちの表情は人間の表情に近い印象を受けます。

これまで描かれている作品は猫だけでなく、他の動物、生物、風景など様々です。

 

展示室/PICTURE YARD

https://ocher6.tumblr.com/

 

動物たち、生物たちの表情、どこかにありそうな風景…

一枚一枚の絵の中に物語があり、見ている側が想像力を膨らませることができる作品です。

今回の缶バッジの作成について、黄土6号様に背景やこだわりを伺いました。

 

”私が普段出品しているものが1点物の油絵で価格が気になるので、気軽に手に取っていただけるものを用意したいと考えていました。缶バッジは飾ることも身に着けることもでき、受け取る側も値段を気にせずに済むのが丁度よかったです。
四角い絵を丸く切り取るのは四角いキャンバスに納めるのとはまた違うバランスがあり何度も位置を調整しました。はっきりと絵が見えるようにコントラストを何度も調整した自信のある出来栄えです。絵として眺めたり人に見せて話をして楽しんでほしいです。
特に人間らしい表情で描いたマヌルネコがイチオシです。”

 

普段から一点物の絵画をご覧になったり、購入される機会が少ない方にとっては缶バッジという身近なもので作品を知ることはとても良い機会になると思います。

オリジナルグッズを手に取ることで、原画を見てみたいというきっかけになることもあります。

黄土6号様の切取り位置や色調整へのこだわりからは作家さんとしての思いも感じ取ることができます。

 

4種類の缶バッジにはそれぞれ紹介文があります🐈

 

 

『輝く貌』
風が通り抜けていくような時の流れを感じる猫の絵です。
手触りの良さそうな毛並を丁寧に描きました。

 

 

『ひよこの冠』
黒猫の上にひよこが乗る。
頭の上に乗ったものを確認するように黒猫は面を上げ、その生きものと目が合う。
高く上がった猫の頭に、光を含んだ黄色の毛は冠のように輝いている。

 

 

『マヌルネコとぬいぐるみ』
ぎゅっとぬいぐるみを抱きしめるマヌルネコの絵です。

 

 

『マヌルネコ』
こちらを品定めするかのような表情のマヌルネコを描きました。
豊かな毛や色味を抑えた透明感のある目、斑模様などマルヌネコの特徴を抑えつつ、人間らしい偉そうな表情を付けました。

 

絵に込められた物語が一層缶バッジの魅力を引き立てています。

 

ところで皆さま、マヌルネコをご存じでしょうか?

 

 

”分布:シベリア南部から中央アジアの砂漠地帯・樹木のない岩石地
説明:ネコ科の動物の中では、最も古い種。特徴的な厚い毛は雪の上や凍った地面の上に腹ばいになった時に体を冷やさないため。”

(神戸どうぶつ王国HPより)

 

毛深く、もこもこしていてかわいいですね🐈

(目の鋭さは街で見かける猫たちよりも強く感じます‥👀)

黄土6号様の作品やグッズはこちらからご覧いただけます。

 

[twitter] https://twitter.com/ood6go
[creema] https://creema.jp/c/ood6go
[booth] https://ood6go.booth.pm

皆さまぜひチェックしてみてください!

この度はご依頼ありがとうございました!

 

仕様

タイプ:丸 

裏面:安全ピン 

プリント:ノーマル

サイズ:57mm

デザイン4種

 

【安全ピンの小話】

欧米は缶バッジといえばスタイリッシュな「フックピン」がスタンダートになりますが、国内では針先を金具の中に収納する安全ピンタイプに根強い人気があります。
お子様のネームワッペンや式典用のリボン胸章などで用いられる安全ピンと同様に慣れ親しんだ使用感でどなた様でも違和感なくお取り扱いいただけます。

この記事を書いた人

缶バッジライター
缶バッジ作成の専門業者『日本缶バッジ工業』です。缶バッジに関するコラム記事やお客様の声を紹介しています。