旅先缶バッジ(ドイツ編①)

みなさま、こんにちは!

旅行に行きたいけれど行けないもどかしさを、また旅行できる日の楽しみに
これまでめぐった国内外の旅先で出会った缶バッジや旅に関するグッズのお話をさせていただく「旅先缶バッジ」。

第三弾は、ドイツ。

最初に謝らなければならないのですが…

ご紹介するオリジナルグッズを手に入れた場所を忘れてしまったのです‥

なんということでしょう‥

博物館か美術館だったことは確かなのですが、どうしても思い出せず。。

ごめんなさい。

(ドイツ編②でご紹介するオリジナルグッズを手に入れた場所は覚えておりますので、お楽しみに!)

まずは写真をご覧ください!

ドイツ語で何かが描かれている表面デザイン。

さては缶バッジかな、と思いきや…

ミラーでした。

サイズは37mm(実際は数ミリ直径が大きいです)。

手のひらサイズで小さめポーチに入れても持ち歩きやすいサイズ感です。

さて、購入した場所は思い出せずとも、なぜこのミラーを購入しようと思ったのか、は覚えております。

それはとてもシンプルで、

「配色が好き」

でした。

薄い茶に水色という組み合わせがとてもいい、というひとめぼれで購入しました。

そしてここに書かれている文字を調べたところ、ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin)の言葉であることがわかりました。

(確かに、一番下に小さい文字でゴーギャンの名前が書かれています)

 

Wer sehen will muss die Augen schließen

(Paul Gauguin)

 

日本語に訳すと、「私は、見るためには目を閉じる」

 

この言葉を見て、はっとっしました。

 

「見る=目で見る」と思いがちですが、果たしてそうか。

 

「何を」見るのか。

「何で」見るのか。

 

という2つの視点を持つだけでもゴーギャンの言葉の「見る」に対する考え方が一つではないことに気づきます。

 

「見るために目を閉じる」から「見る」について考えました。

 

筆者の考える「見る」は、シンプルに言うと「五感で感じる」。

 

見えないものを他の感覚を使って想像することではないかと思うのです。

 

例えば真っ暗で何も見えない場所に「何かがある」という事実だけを知っている場合。

(目を閉じている状態、に置き換えてもいいと思います)

 

まずにおいをかいだり、耳を澄まして音がしないかを確認したり…そうして頭の中で目に見えていない「何か」に対する情報を積み上げていって自分の中でそこにあるものを想像していく。

 

これはとてもわかりやすく限定的な一例です。

 

筆者はタイトル通り旅が大好きなので、行く先々の景色をできるだけ鮮明に記憶しようと「見える景色」と「空気」を記憶に刻んでいくことが多いです。

 

空気は鼻でかぐ「におい」、それから、湿気や日差しを肌で感じる空気もあります。

 

ただ、それぞれ単体では成り立たないのです。

 

筆者にとっては2つ以上の五感で見た景色で記憶が成り立っているのです。

 

今回ご紹介したマグネットを買った場所がどこか思い出せなくても、その売店のにおい(少し年季の入った本棚のにおい)と肌で感じた店内の空気(冷房も聞いて居かもしれませんが、ひんやりしているけどすこ~し湿気も感じるくらい)は思い 出すことができるのです。

 

「見る」方法が一つではないのだということ、もっと広い視野を持って「見る」ことで新しい発見があることを改めて気づかせてもらったゴーギャンの言葉でした。

 

 

さて、話を缶ミラーに戻します!

 

バッチリ缶バッジでミラーをご注文いただいたことのある方は、つくりの違いにすぐお気づきかもしれませんが、

 

大きな違いがあることがわかりますか…?

 

 

さらに寄ってみましょう。

 

 

そうです。違いは巻き込み部分。

 

ゴーギャン缶ミラーはとがった山型をしているのに対して、バッチリ缶バッチの缶ミラーは少しなだらかな形状です。

どんな制作過程なのか気になりますが、さすがにそこまでは追えませんでした…!

いつか知ることができたら一番にブログでお伝えします!

 

 

★バッチリ缶バッジの缶ミラー★

 

バッチリ缶バッジのミラーには様々なバリエーションがあることをご存じでしょうか?

鏡面印刷缶ミラーはその名の通り、鏡の面に好きなデザインを印刷できるのです!

ありそうでなかったこの仕様、見たらきっと作りたくなること間違いなしです。

そして、バッチリ缶バッジでは、缶ミラー専用のミラーケースもオプションで付けることができます。

布プリントのミラーも作成可能です!

その他様々なバリエーションで制作できますので、ぜひ一度バッチリ缶バッジサイトをご覧ください。

それではまた次回!

 

 

<筆者プロフィール>
ハンドルネーム:まいぺーこ
マイペースにブログを書くバッチリ缶バッジスタッフの一人。
スポーツ観戦、美術鑑賞、国内外の旅行が好き。好きな缶バッジは角丸スクエア(37mm)型。

この記事を書いた人

缶バッジライター
缶バッジ作成の専門業者『日本缶バッジ工業』です。缶バッジに関するコラム記事やお客様の声を紹介しています。