2022/06/06
もう持て余さない。最小ロット内で複数のデザイン画像を用いてオリジナル缶バッジを作る方法
こんにちは。バッチリ缶バッジライターのE島です。
E島の過去記事に、「缶バッジ業者がオリジナルデザインの缶バッジを作ってみた。」という渾身の記事があります。
(ぜひ宜しければ覗いてみてください)
こちらの記事は、缶バッジ業者であるE島が実際にオリジナル缶バッジを作成して、家に届くまでを追っているドキュメンタリー記事となっています。
しかし、この記事内で用いたデザイン画像は1種類のみでした。
また、バッチリ缶バッジで受注できる最小ロットである50個で注文したので、家にはたくさん缶バッジがあり、正直持て余しております。
初めてオリジナル缶バッジを作成しようと考えている方の中には、
「1種類のデザイン画像で50個の缶バッジはさすがに多すぎるかも。。」と思われている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、そんな方々に向けて
最小ロットで複数のデザイン画像の缶バッジを受注するという”ちょっとした”裏技をご紹介させて頂きます!!
「最小ロット?」
「複数のデザイン画像?」
このあたりの単語に疑問を抱いた方、ご安心ください。
裏技についてのご紹介をする前に、これらの単語について順序立ててしっかりご説明させて頂きます。
今回のこの記事は、オリジナル缶バッジを作成したことがある方も、初めて作成する方も参考になると思います。
ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです!
この記事が皆さんのオリジナル缶バッジ作成の一助になれれば幸いです。
オリジナル缶バッジを作成して受注する際の”最小ロット”とは?
「最小ロット」
日常生活の中では滅多に出会わないこの言葉。
意味は、
「商品の受発注の際に用いられる単位(=ロット)の中でも、一度に生産可能(注文可能)な最小のロット数を表すもの。」
※参照「株式会社低温 物流用語辞典」
となっています。
オリジナル缶バッジを作成するうえで、最小ロットに関する情報は重要です。
なぜかというと、缶バッジ作成会社によって指定している最小ロットの数が違うからです。
一般的には、オリジナル缶バッジを作成するうえでの最小ロットは、50個~となっています。
しかし、会社によって最小ロットは変わってきます。
例えば、私の過去記事でも紹介した、
「缶バッジの達人」さんでは、
オリジナル缶バッジ作成の最小ロットが、”1個から”できるサービスを出しています。
また、「secondpress.us」さんでは、
オリジナル缶バッジを作成する際の最小ロットが、”1デザインあたり10個から”となっています。
このように最小ロット数を最小限にしているサービスもあります。
そのため、オリジナル缶バッジを作成するうえで、最小ロットの情報は重要になってきます。
「1つのデザインで多くの缶バッジが欲しい。」という方でも、最小ロットが10個なのか、50個なのかで、少し変わってくると思います。
例えば、10個のオリジナル缶バッジが欲しいとします。
最小ロットが50個の会社でオリジナル缶バッジを作成しようと考えた場合、40個は持て余すことになります。
当たり前に聞こえる例えではありますが、いざオリジナル缶バッジを作成しようとするとうっかりこの最小ロットの情報を見落とすことがあります。
当たり前だとは、思いますが改めて、自分が受注しようとしている会社の提示している最小ロットは何個なのかという情報は、認識しておく必要があるでしょう。
デザイン画像とは何か?
最小ロットについては、ふわっと掴めましたでしょうか。
続いては、デザイン画像についてです。
オリジナル缶バッジを作成する手順として、どの会社でも共通していることがあります。
まあ、”オリジナル”缶バッジですので、オリジナルデザイン画像のデータの入稿が必須ですよね。
デザイン画像というのは、その時に入稿するデータのことです。
ご自身の作成されたイラストでもいいですし、
缶バッジ会社によっては、ご自身のスマホに入っている写真をデザイン画像として、オリジナル缶バッジを作成できるサービスを展開しているところもあります。
缶バッジがどういうデザイン画像なのかでかなり印象は変わってきます。
まさに「デザイン画像」はオリジナル缶バッジの花形と言っても過言ではありません。
オリジナル缶バッジのデザインデータ作成方法については、
↑上記ページで詳しく説明していますのでぜひご覧ください。
デザイン画像の入稿のタイミングに関しては冒頭でもご紹介しました、過去記事の「缶バッジ業者がオリジナルデザインの缶バッジを作ってみた。」で、実際のオリジナル缶バッジ作成の手順に従って構成されているので、ぜひ参考にしてみてください。
基本的には、自分が作りたいデザイン画像1つを缶バッジにプリントして、オリジナル缶バッジ作成完了!となるのですが、
ここで少し考えてみましょう。
戻る形になりますが、先ほど「最小ロット」の章で触れました、
「secondpress.us」さん。
もう一度よく見てみましょう。
「1デザインあたり10個から」と表記されていますよね。
つまり、1つのデザイン画像だけでしかオリジナル缶バッジを作成できないわけではありません。
複数のデザイン画像で缶バッジを作成してもいいのです。
例えば、2つのデザイン画像で缶バッジが30個欲しいとすれば、
1つのデザイン画像で15個ずつ受注すればいいわけですよね。
このように、各缶バッジ会社さんは、1つのデザイン画像で作りなさいというような記載はしておりません。
「1つのデザイン画像でしかオリジナル缶バッジは作成できない」というような固定観念はどこかに置いておきましょう。
オリジナル缶バッジは、複数のデザイン画像で作成できます。
「複数のデザイン画像で作成できる」という表現は少し誤解を生んでしまう可能性があるので、改めて説明しますと、
1つの缶バッジには、1つのデザイン画像しかプリントできません。別々のデザイン画像を1つの缶バッジに圧縮はできないのです。
ここでいう「複数のデザイン画像で作成できる」というのは、
”予め想定しているロット数の中であれば、1つのデザイン画像だけでなくとも、2つや3つなどのデザイン画像を注文できますよ”という意味です。
改めて、お確かめください。
”ちょっとした”裏技、最小ロットで複数のデザイン画像のオリジナル缶バッジを作成する!
ここまで、「最小ロット」「デザイン画像」についてご紹介しました。
ここで、やっと本題です。
「自分のオリジナル缶バッジ作成したいんだけど、多すぎるのは嫌だな。」
「同じデザインの缶バッジをたくさんはいらないな」
と悩まれている方や、オリジナル缶バッジ作成初心者の方に向けた、”ちょっとした”裏技についてご紹介致します。
恐らくすでにお気づきになられている方が多いとは思います。(というか、見出しにも出てますが、、、)
「最小ロット内で、複数のデザイン画像でオリジナル缶バッジを作成する」というものです。
例えば、最小ロットが50個の缶バッジ会社さんでオリジナル缶バッジを作成するとします。
その会社さんが、”1つのデザイン画像で10個以上から”というような制限を呈示していたとしたら、
最大5種類のデザイン画像をプリントしたオリジナル缶バッジが受注できます。
1つのデザイン画像で10個なので、最小ロットの50個の内5種類のオリジナル缶バッジが10個ずつお手元に届くという形になります。
私の過去記事のように、「オリジナル缶バッジを作成しよう!」という目的で、1つのデザイン画像で50個の缶バッジを受注してしまうと、届いた後どうしようか迷ってしまいますよね。
元々の目的が、「多くの缶バッジを受注する」というのであれば問題はありませんが。
過去のE島のような方は、
先ほどの例のように、5つのデザイン画像に分けることが出来れば、よりオリジナル缶バッジ作成が楽しくなるのではないかと思います。
また、自分が作成するオリジナル缶バッジを友人にあげるとしたときも、
1つのデザイン画像で作成した缶バッジを10個あげるよりも、
5つのデザイン画像で作成した缶バッジを2個ずつあげたほうが、同じ合計10個でも、受け取り方が変わってくるような気がします。
もしかしたら、多くの種類をもらった方がお得感を与えれるかもしれないですしね!!!
ここで改めてですが、
缶バッジをどのくらい作成するのか、いくつのデザイン画像で缶バッジを作成するのかといったものは、作成される方の目的によって違ってきます。
グッズ販売として、より多くのオリジナル缶バッジを作成したい場合は、最小ロットを気にせずに受注できるかもしれませんが、
仲のいい友人同士で思い出作りの一環としてオリジナル缶バッジを作成しようと考えている方にとっては、最小ロットの情報をしっかりとらえたうえで、いくつのデザイン画像で作成しようかということを意識した方が良いかもしれません。
それぞれの目的に合わせて作成していくのが、オリジナル缶バッジです。
このような”ちょっとした”裏技を使うとよりオリジナル缶バッジ作成の楽しみが広がるのではないでしょうか。
最後に
今回は、「1つのデザイン画像で、そんなに多くはいらない」という方に向けての”ちょっとした”裏技についてご紹介させて頂きました。
私自身、記事の企画の一環で、一からデザインを作ってオリジナル缶バッジを作成しましたが、1つのデザイン画像で最小ロットである50個を作成したので、私の部屋には在庫がたくさんある状態です。
ですが、もしこの最小ロットの情報を把握して、5つのデザイン画像を用いていれば、5種類のオリジナル缶バッジを作成でき、オリジナル缶バッジを持て余すこともなかったかもしれません。
また5種類のオリジナル缶バッジが10個ずつあれば、私の数少ない友人たちにも飽きさせることなく、配ることが出来たかもしれません。
それほど、「最小ロット・複数のデザイン画像」の情報は大事なのです。
最後に改めて、お伝えしますが、オリジナル缶バッジの作成はご自身の目的ありきです。
どのような目的でオリジナル缶バッジを作成するのかによって、受注する個数やデザイン画像の数も変わってきます。
それによって必要とするロット数も変わってくるからです。
そのため今回ご紹介した「最小ロット・複数のデザイン画像」の情報は把握しておく必要がありますし、把握しておいて損はありません。
ぜひ、この記事をご自身のオリジナル缶バッジ作成の際にご活用ください。
バッチリ缶バッジでオリジナルデザイン缶バッジを作成してみようかと思われた方へ!
細かく缶バッジ作成について知りたい方はバッチリ缶バッジの「ご利用ガイド・ご注文の流れ」についてを参照してください。
缶バッジのデザイン作成は、PhotoshopやIllustratorでのデータ入稿をお願いいたします。
データ作成に不慣れな方や不安な方は「おまかせ簡単プラン」がございます。
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作業のボリュームによって500円〜3,000円程度の作成料金が発生いたします。
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おまけ
ライターE島の過去記事はこちら(え、見てくださったら相当喜びます。)